力強い低域と立体的な中域|TRN WHITE TIGERを聴いてみた

今回ご紹介するのは TRN WHITE TIGER。
正直なところ、見た目がそこまで好みではなく、しばらく様子見していたモデル。ただ、ドライバー構成がなかなか面白くて以前から気にはなっていました。
最近になってSALEで安くなっているのをよく見かけるようになり、TRNのイヤホンもここ最近はやや高価格帯が多く、なかなか手が出せていなかったこともあって、思い切って購入。
ということで、今回は TRN WHITE TIGERをサクッとレビューしていきます。
それでは、いきまーす!
スペック・特徴
ドライバー構成は
10.5mm+8mmのダイナミックドライバー ×2基 に、
6mmの平面振動板ドライバーを組み合わせた構成。


2つのダイナミックドライバーによる力感と、均一な振動特性を持つ平面振動板のおかげで、分離感の良いクリアなサウンドを狙った設計になっています。
さらに注目なのが、交換可能な3種類のノズルフィルター。
内径や長さなど構造が異なっており、音の傾向を変えて楽しめる仕様。メーカー測定のグラフではしっかり差が出ていますが、実際の聴感については後ほど。
プラグは3.5mm/4.4mmの交換式で、アンバランス・バランスどちらにも対応。
ケーブルは4芯の無酸素銅・銀メッキと、価格帯を考えると十分すぎる内容です。


イヤーピースはT-earチップを含む3種類が付属。
TRNの音作りが好きな人なら、とりあえずT-earチップでOK、という安心感があります。
パッケージ内容も、爆発的に人気だった CONCHのアップグレード版といった印象で、かなり気前のいいセットです。






音の感想
久々のTRNイヤホンでしたが、まず低域と中域のインパクトに驚きました。
TRNは高域寄りなイメージを持っていましたが、WHITE TIGERは全く別物。
ドラムやベースがはっきりと前に出てきて、しっかり沈み込む低域。それでいて他の音を邪魔しない、ちょうどいい重量感があります。


高域は「さすがTRN」といった印象で、
厚みのある低・中域の中でも潰れることなく、明瞭感たっぷり。
音は柔らかめで刺さりにくく、輪郭も掴みやすいです。
中域は立体感があり、厚みと分離感のバランスが良好。
解像度も高く、ボーカルの存在感もしっかり感じられます。
全体的に「力強く、聴きごたえのある音」という印象ですね。
音場はややコンパクトめですが、その分まとまりが良く、密度の高い鳴り方です。

装着感について
装着イメージはこんな感じ。
アルミ合金製のハウジングで、硬質感がありつつもしっかり耳にフィット。
ケーブルの取り回しも良く、ズレにくいので装着感はかなり好印象でした。



ただし、作りがしっかりしている分、長時間使用では少し痛くなる可能性はあります。
重量は片側 約7g と、やや重ため。
まとめ
以上、TRN WHITE TIGERのレビューでした。
久々に購入したTRNのイヤホンですが、
正直、見た目は今でもドンピシャではありません(笑)。
ただ、音に関しては、これまで聴いてきたTRNイヤホンの中で一番好みでした。
力強い低域と厚みのある中域、そしてTRNらしい明瞭な高域。
「見た目で敬遠してたけど、聴いてみたら評価が一変した」
そんな一本です。
気になっている方は、SALE時を狙ってぜひチェックしてみてください👍



